採用市場・動向
公開日:2022年11月30日
【24卒採用・企業向け】24卒も説明会はオンラインで 学生の思考と成功のポイントをお伝えします!
## はじめに
コロナショックを受け、
オンライン説明会・オンライン面接は劇的に増加しました。
この記事をご覧いただいている貴社でも、
オンラインの選考を実施されているのではないでしょうか。
ただオンライン選考は対面と比べ
**・相互コミュニケーションが図りにくい
・学生の熱量が捉えきれない
・自社の雰囲気が伝わりきらない**
こんな悩みを抱えがち....
ただオンライン選考は間口としてはかなり効率がよく、
**・地方企業が都心の学生にアプローチできる**
⇒逆も然り、都心企業が地方の学生にアプローチできる
**・大きな会場を抑える必要がなくなり時間的にもコストを抑えられる**
OfferBoxが実施した調査では
24卒採用に関しても引き続き説明会開催はオンラインが優勢と見られ、
**・23卒でオンライン説明会を実施した企業は全体の88.6%
・23+24卒学生で「すべて対面でいい」と答える学生は全体のわずか2.0%**
https://offerbox.jp/company/jinji-zine/market-trend-next/
など学生かも「少なくとも選考の初期段階はオンラインがいい」という声が大多数です。
そこで、本記事では選考の間口である説明会に絞り、
オンライン説明会のキホンやメリット・デメリット
をお伝えいたします。
## 1.オンライン説明会の開催方式
### 録画配信
「録画配信」は事前に録画した動画を学生に見てもらう方式です。
エントリーした学生に対し、「本動画の視聴をもって次の選考へと進みます」
などの案内をしていきます。
いつでも見ることができ、学生の予定に合わせる必要がないため、
より多くの学生に見てもらえるチャンスがあります。
また、
**・繰り返し見れるため、会社への理解が促進しやすい
・撮り直しにより、情報を精査して伝えることができる**
等のメリットもあります。
ただやはり
**リアルタイムでやり取りできないため、学生の興味度が測れない**
というデメリットもあります。
何十人、100人以上など**大量採用を計画している**場合におすすめの開催方法です。
### ライブ配信
録画配信と異なり、リアルタイムで配信する形式です。
多くの企業ではこちらの方法を採っています。
代表や採用担当、現場の営業メンバーが登壇して
直接、事業内容・仕事内容・働く環境・雰囲気などを伝えます。
カメラオンを促せば、学生の反応を見ながら話すことができ、
さらに質疑応答の時間をしっかり設けることによって
学生が自社のどんな点に興味を持つのかを探ることができます。
録画配信とは異なり、
**熱量が伝わりやすく、より志望度を上げた状態で次の選考を案内できます。**
デメリットは**学生の空き時間を考慮して開催する必要がある点。**
工数負担は増えますが、それだけに得られるメリットが大きいでしょう。
#### グループワーク
ライブ説明会に付随して、
選考つきグループワークを実施する企業も多く見られます。
業界研究や営業のロープレなど、仕事の一部が体験できる時間を設けます。
学生の実力を測ることができるほか、
より実践的な内容を体験できるので、
自社の仕事内容をより深く理解してもらうことができます。
## 2.オンライン説明会のメリットデメリット
### メリット①:コストが大幅に削減できる
ZoomやMeetなどのオンラインツールを利用するのみなので、
**説明会開催に当たる費用・時間的コストを大きく削減することができます。**
会場確保やブース設営、移動時間など、2時間の説明会を開催するだけで
準備に何時間もかかってしまう、こんな時間をばっさりカットできます。
もちろん場所を借りるコストもかかりません。
費用面でも大きなアドバンテージがあるため、
**説明会開催の日時も大きく増やすことができるでしょう。**
### メリット②:より多くの母集団を形成できる
コストの面でも述べた通り、開催日程を増やすことができるので、
それに従い、多くの学生を集めることができます。
また、オフライン開催に比べ
**・地方の学生や海外の学生までも参加できる
・空き時間に参加できる
・移動費用がかからない**
など、学生の参加ハードルも大きく下がるため
オフラインに比べると多くの集客が見込めるでしょう。
### デメリット①:コミュニケーションがとりづらい
オンライン最大のデメリットはこの点でしょう。
対面で話すわけではないので就活生の反応が読みづらく、
カメラオフになるとなおさら。
**あまり自社に興味がないのか、食い気味に聞いているのかなど
学生の態度から志望度が測りづらくなります。**
また、学生側の目線でも、
企業の雰囲気やはたらくリアルまでは感じ取ることができず、
雰囲気が伝わりづらいデメリットもあります。
「面接は対面がいい」と答える学生が多いのはこういった理由からですね。
### 途中退出のリスクがある
リアルに比べ参加ハードルの下がる反面、途中退出も自由になります。
**「この企業違うかも」**と思った学生に離脱されてしまう可能性がある。
オンライン説明会では、
**・いかに学生の温度感を保つ・上げるか
・その温度感をどうやって探るか**
が重要になってきます。
## 3.オンライン説明会をうまく活用するには
一方的な事業説明ではなく、
**都度逆質問をして、双方向的なコミュニケーションをとることが重要です。**
全体にクイズを投げかけチャットで返信を促すのもいいでしょう。
また、「社内の雰囲気やリアルが伝わりにくい」というデメリットにたいしては
**代表や現場メンバーの登壇で解決しましょう。**
将来自分が働くことになる上長が登壇していれば、
社内の雰囲気や働くイメージをより明確にすることができます。
実際弊社に株式会社Cheerの説明会では、
代表1名と異なる部署のリーダー3名が登壇し、
1時間半の時間を分け合ってプレゼンを行います。
他者のプレゼン時にはチャットで盛り上げるなど、
コミュニケーション環境の良さを積極的に伝えることを意識しています、
いかに雰囲気を伝えられるか、一方的な説明にならないかがポイントです。
そしてこのように熱感を上げた後は、
**アンケートを実施して、次回選考の導線を明確にしましょう。**
アンケート内で自社への志望度や就活の状況、説明会の感想も拾い、
その場で応募へとつなげていきましょう。
**「もっと聞きたい」の項目を設けておくと、**
面接などで学生の不安に感じていることを解消でき、
志望度をさらに上げることができますよ◎
## おわりに
いかがだったでしょうか。
コロナのピークがすぎる中でも、引き続きオンライン選考は極めて優勢です。
その中でもオンライン説明会の開催状況が大きく変わることは考えられないでしょう。
オンライン特有のメリットをうまく活かし、母集団を形成しましょう!
そんな中、チアキャリアでは24卒の動きがかなり活発化しており、
オンライン説明会をオープンする企業が急激に増えています。
そんなチアキャリアなら、
**説明会の内容相談、採用設計の相談
トレンドに合わせた採用設計をカスタマーサクセスに相談することができます。**
ベンチャー企業・中小企業に特化したチアキャリアをぜひご検討ください!
**★チアキャリアのご検討はこちらから**
また、チアキャリアでは
オンラインで学生に出会えるマッチングイベントも開催中。
コロナ以前に評判だった「情熱フェスタ」が今年度より復活します!
こちらは掲載企業限定のディスカウントもあり。この機会をお見逃しなく!
**★「情熱フェスタ」**