こんにちは。
大分出身、2年目の高野です。
業界研究を行うことは、自分に合った企業や業界を見つけるうえで非常に重要です。まずは、業界の動向を把握することから始めましょう。
新聞、雑誌、業界団体のウェブサイトなどから、業界の現状や将来性、注目されている分野などの情報を収集することが不可欠です。
例えば、FinTech業界であれば、金融業界への IT 技術の浸透や、スマートフォンアプリを活用したキャッシュレス決済の広がりなど、最新のトピックについて理解を深めることが重要になります。
次に、具体的な業界の特性を把握する必要があります。主要な企業はどのようなビジネスモデルを持っているのか、業界全体の課題は何か、今後どのような成長戦略を描いているのかなど、業界の全体像を掴むことが重要です。
これにより、自分の適性や志向性がその業界に合っているかを考えることができます。例えば、製造業であれば、細かな仕様管理や生産管理の能力が求められる一方で、IT 業界であれば、ユーザーニーズの汲み取りや創造性が重視される傾向にあります。自分の強みや興味関心と、業界の特性をしっかりとマッチさせることが肝心です。
そして最後に、この業界研究で得られた知見を活かし、志望企業の選定やエントリーシートの作成に活用することが重要です。
例えば、FinTech 企業に応募する際は、その業界の特性を踏まえ、自身のITスキルや金融に関する知見、そして新しいサービスを生み出す創造性などを強調することができます。このように、業界研究は就職活動における「自己PR」の材料を提供してくれるのです。
以上のように、新卒就職活動における業界研究には、①業界動向の把握、②業界特性の理解、③具体的な調査方法、④企業研究とのリンクといった4つの重要なポイントがあります。これらのステップを踏まえ、丁寧に業界研究を進めることで、自分に合った企業や業界を見つけることができるでしょう。ご不明な点がありましたら、遠慮なく質問していただければと思います。
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