2019.09.30 面接対策
志望動機の対処法と事前準備
面接の時に必ずと言っていいほど聞かれる「志望動機」。 「なぜ、この会社で働きたいと思ったのか」について答える質問ですが、 説得力のある回答をするのは難しいですよね。 今回は、面接でマイナスにならない「志望動機」について解説します。 # 志望動機は2点セット まずは今回の結論部分である「志望動機の正しい受け答え方」について説明していきます。 面接で志望動機を聞かれた際には、次の2点を意識して答えることが重要です。 **・「自分の将来展望」と「業界や会社への思い」への考え方はセットで答える** **・自分が入社することで会社に貢献できるのか?が重要** 志望動機を答える際は、「自分の将来展望」と「業界や会社への思い」をセットで答えるようにしましょう。 ダメな例として、この2点のうち片方だけしか伝えていないケースがよく見られます。 「自分の将来展望」には、具体的には以下のような内容が含まれます。 入社した後にチャレンジしていきたいこと 取引先や顧客とどのような関係性を築いていきたいか 5年後、10年後にどんな目標を達成したいか このように、「自分の入社後の姿」や「今後の目標」といった部分は「自分の将来展望」に関する話題となります。 一方、「業界や会社への思い」として挙げられるのは以下のような内容です。 なぜこの業界で働くことを選んだのか その会社のどの部分に魅力を感じたのか その会社の扱う商品・サービスは、他の会社と何が違うのか 上記のように、「その業界で働こうと思ったきっかけ」や「会社に魅力を感じた部分」などの部分は 「業界や会社への思い」に含まれます。 この両方の要素が含まれていなければ、志望動機としては不十分です。 魅力的な志望動機をつくるためには、「自分が入社することで会社にどう貢献できるのか?」を良く考えることが重要です。 志望動機は、単純になぜその会社に入りたいのかを聞かれているわけではありません。 「採用した場合、うちの会社にどんな部分で貢献してくれるのか」という部分も非常に重要な要素です。 そしてどう貢献するかを考える上では、 「自分の強み」と「入社後の仕事内容」にズレがないかどうかを確認しながら考えましょう。 例えば自分の強みが「多少荒削りでも、周りを巻き込んで進んでいく行動力がある」だったとします。 その強みを事務職や窓口業務の募集に対してアピールした場合、面接官はどう感じるでしょうか? 入社後にやるべき仕事内容とアピール内容にズレがあるため、おそらく面接官は「もっと強みに適した仕事を受けた方が良いのでは…」と違和感を感じる結果になってしまうでしょう。 会社に対してどう貢献していきたいのか伝える上で、ただ闇雲に貢献したい部分を答えても、先ほどの例のように残念な志望動機になってしまいます。 「入社後に自分はどんな仕事をやるのか」といった部分もよく確認しながら、自分が貢献できる部分について志望動機に盛り込んでいきましょう。 # 志望動機は面接の最重要事項 「応募者がどれだけ本気なのか」を判断する上で、志望動機を聞くことは採用者側にとって非常に効果的な手段です。 そこで入社の本気度を伝えることができなければ、面接で良い評価を得ることはできません。 そもそも志望動機が全くなければ、その会社を受験するには至ってないはずですよね。 なぜ自分がその会社を受けようと思ったのか、 今回紹介した内容を踏まえながら今一度振り返り、万全の準備で面接に臨みましょう。