2018.04.13
【PDP感動エピソード Vol.6】温かな夜
皆さんこんばんは!
ポジティブドリームパーソンズ
新卒採用担当井上です!!
金曜日の夜ですので、品川のテラスレストランでコーヒーを飲みながら
この記事を作成しております。。
PDP感動エピソード 第六弾 今回はレストラン事業よりお届け致します。
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【PDP感動エピソード Vol.6】温かな夜
その日は主人の祖父の四十九日でした。
お洒落でユーモアに満ちていて誰にでも愛された素晴らしい人物。
それだけに列席者一同、悲しさと寂しさに包まれていました。
「親族だけで、軽くお話ししませんか」
その法事の帰り。
気のきく叔父が、カフェに予約を入れてくれました。
みんなが大好きだった、おじいちゃま。
それぞれが飲み物を頼み終わると、問わず語りに叔母が話し始め、みんなが耳を傾けます。
飲み物がサービスされ始めた頃、慣れない席での緊張からか、うちの4歳の息子がぐずり始めました。
子連れはうちだけ。
夜も遅かったこともあり、隅の席を借りて息子を寝かしつけました。
温かいカフェオレをいただきたかったけれど、冷めちゃうな。
あきらめ半分の私に、カップが運ばれてきました。
温かい。
お店の方の心遣いに身も心もホッ。
それと同時に、おじいちゃまへの想いがしみじみと蘇ってきました。
初めてお会いしたときのこと。
息子に名前の一文字をいただいたこと…。
それぞれが、いろんな想いを胸に抱いているのでしょう。
ワインをあけようと言うことになり、オーダーしています。
おじいちゃまは、ラベルをコレクションするほどワインが好きでしたから。
すると、グラスが人数+1。
お店の方が
「せっかくですので、皆様でお楽しみください」
とおじいちゃまの分まで用意してくれたのです。
「喜んでるね。おじいちゃん」
主人がポツリとつぶやき、みんな頷きます。
静かに更けていった四十九日の夜。
温かな想いをそのカフェにいただき、一回忌にはまたここに寄ろうねと話しながら、お開きとなりました。
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それでは皆様一週間お疲れ様でした。。
良い週末をお過ごし下さい。。