◼︎ 就職氷河期を経て
私が就職活動をしていた15年前は、就職氷河期と呼ばれていた時代でした。皆が憧れるような大企業に入社することはとても困難な状況でしたので、私自身も多聞に漏れず、大きな人生の岐路で上手くいかずに悩んでいました。また、選考を受けていても、心から一緒に働きたいと思える人にも会えず、社会人になることを、見えない箱に閉じ込められるように考えていたのです。
◼︎ ひとつの出会いが仕事観を変えた
就活中に広告代理店で営業として働く22歳の女性に話を聞く機会があり、その方はなんと、「仕事は楽しいで!」とイキイキと話していたのです。もっと話を聞きたい。そう思い夜11時頃に電話をしました。おそらく、仕事も終わって家でくつろいでいるだろうと思っていたのですが、彼女はオフィスでカップラーメンを食べながら仕事をしていたのです。そこまで夢中になれる仕事って一体。。。そんな会社で働きたいと思い、入社を決意しました。
◼︎ 起業をあと押しした一言
とにかく一生懸命働いていました。4年目にはお客様から年間2億円を超える売上を頂いており、気づけば真剣に仕事と向き合っている自分がいました。もともと20代で起業することを決めていた私に、入社してすぐに上司が「誰よりも成長したいのであれば、何があっても周りのせいにするな!」そう話してくれました。教えて頂いたことを守り働いた結果、沢山のお客様と深いつながりを持てるようになっていきました。そして、お客様の中には、会社をもっと大きくしていきたいという経営者の方が多く、その方たちの話を聞いていくうちに起業への想いはより一層大きくなっていったのです…
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